Arugon

グリーン酵素

グリーン酵素　(油脂分解酵素)

グリーン酵素　シリーズ製品は、グリーストラップ処理で斬新なコンセプトを打ち出ました。
産業排水処理分野で蓄積したデーターを活用し、株式会社 アルゴンは外食産業別の排水特性に応じた
グリーストラップ用、油脂分解酵素を開発しました。

特別に選別した有用微生物の組み合わせにより、特性の異なる排水に対し、最適な微生物と添加剤を
配合することにより、最高のパフォーマンスを発揮します。

製品ラインアップは、以下のとおりです。

・グリーン酵素AG 一般的なレストラン用
・グリーン酵素AGF ファーストフード向け
・グリーン酵素AGSS パン屋、ドーナツ店、菓子製造所など向け
・グリーン酵素AGNS 面活性剤や酵素の使用に制限のある地域向け

グリーン酵素シリーズの全製品をサポートしている基本技術は以下の３つです。

・長鎖脂肪酸を分解するための微生物の配合

・脂質、たんぱく質及び炭水化物を高速に分解する、特別に選別した微生物の配合

・特異的な排水に対処する最適な添加剤処方の確立

微生物配合は製品ごとに異なります。

それぞれの製品が、業種によって異なる排水の処理に対して、最高のパフォーマンスを発揮するように配合されています。
油脂類は、多くの産業及び各種施設の排水設備において問題となります。
これらの障言をもたらす原因として、油脂類は、自然分解が遅いこと、生物化学的酸素要求量が高いことそして水に容易には溶けないことなどの性質を持っていることが考えられます。
産業排水では、グリーストラップの設置が義務付けられており、グリーストラップに推積した油脂類を定期的に除去することが必要となります。
揚合によっては公共下水道への過放流による課徴金も徴収されます。
また、油脂類の排水口での推積は配水管閉塞を起こし、グリーストラップでの推積はその機能を箸しく低下させます。

・トラブルの元となる有機物の堆積

現揚の油脂類サンプルの分析結果では、推積した油脂類の主成分は遊離伏態の長鎖脂肪酸でした。
これらの脂肪酸は生分解性が悪く、しかもグリーストラップでの滞留時間も短いため、推積する傾向が強い物質と言えます。

・臭気の発生

グリーストラップの中では滞留時間が短く、加えて嫌気性部位も存在するため、比較的短鎖の揮発性脂肪酸が発生して悪臭の原因となると考えられます。

・これらの問題を解決

グリーン酵素を使用する事により、油脂類、臭気の発生等の問題を解決できます。
親油性のグリーン酵素は、油脂分層に吸着して、＋分な処理時間が取れ接触反応時間が長くなります。
このことにより、高効率の油脂分の分解が実現できるようになります。

・揮発性脂肪酸の分解による消臭効果

グリーン酵素はグリーストラップで生じる、悪臭成分である揮発性脂肪酸を効率よく分解し消臭効果を
もたらします。

グリーストラップでの脂肪酸の推積が起こるとpHの低下を招く場合が多く、微生物の有機物分解活性を損なう場合があります。しかしグリーン酵素は、低pH域で非常に良好な増殖を示します。
低pH環境での高い増殖と、有機物分解活性だけではなく、もう一つ重要な特徴は有機酸の分解を通してpHを回復させ、系内に存在するその他の微生物活動を、助けることが期待できます。

その他の使用の場合は、株式会社アルゴンまでお問い合わせください。